ホーム > 活動報告紹介 > 活動報告一覧 > 令和6年09月10日〜令和6年09月12日の活動報告
記録日 | 2024年09月17日 |
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報告者所属 | 小林市教育委員会社会教育課 |
報告者 | 堀まゆみ |
一緒に活動したアシスト企業名 | ボストン・サイエンティフィックジャパン株式会社 宮崎T&Eセンター インスティテュート宮崎 |
活動日 | 2024年09月10日〜2024年09月12日 |
小林市の高齢者学級「生きがい学級」の視察研修として、3学級が訪問しました。9月10日:紙屋学級14名、9月11日:三ケ野山学級32名、9月12日:東麓学級23名の訪問となりました。午前10時から11時までの1時間という短い滞在時間の中で、充実した研修になるようにと、担当の石川様が、何度も打ち合わせをしてくださいました。 到着し、お手洗い等を済ませた後、まずは講義室で、会社概要について説明いただきました(10分)。次に、少し移動しながら「アンギオ室(血管造影X線装置を設置した部屋)」や「ワークショップルーム(ヴァーチャルシュミレータ等を備えた部屋)」、取り扱う製品について見学・説明していただきました(20分)。 その後、体験ということで、内視鏡を使った胃のポリープ切除と、心房細動の治療で使用される器具の体験をしました(30分)。 2日目、3日目の人数が多い学級については、2グループに分けて、見学と体験を実施してくださったので、全員がじっくり見学・体験できました。 参加者の年齢は、71歳から94歳であり、杖をつかれる方も数名いらっしゃる中で、移動距離が少ないようにと動線も工夫してくださり、大変充実した研修になりました。
医療機器メーカーの訪問は、皆さん初めてでしたが、バスの到着を待ち構えたかのように社員の皆さまが笑顔で出迎えてくださり、緊張がとけ、温かい研修のスタートとなりました。 会社概要説明では、わかりやすい言葉で、ゆっくりと顔を見ながら話していただいたので、皆さん頷きながらしっかり聞くことができました。視察見学・製品説明の場面でも、難しい用語ではなく、聞き慣れた言葉で説明してくださり、こちらからの質問にも気軽に答えてくださいました。体験コーナーの、内視鏡を使った胃のポリープ切除では、実際に使われるのと同じ器具を使い体験いたのですが、思ったところに管が留まらなかったり、開くと閉じるがごっちゃになったり、あちらこちらで歓声や笑い声がおこり、大変楽しそうでした。心房細動の治療に使われる器具の体験コーナーでは、不整脈や心房細動についての説明をしていただきましたが、皆さん興味津々で、どんな症状がでますか?どんなときに医者にかかればいいですか?何に気をつければいいですか?…などと質問が飛び交っていましたが、どれにもわかりやすく丁寧に答えてくださいました。最終日の12日には、アンギオ室で、社員研修が実施されており、企業努力の一貫を垣間見ることができました。 移動にも体験にも時間を要する年配の参加者でしたが、皆さん「こんな素晴らしいところに連れてきてもらって良かった」「すごい勉強になった」「やっぱりお医者さんはすごいね」と口々に喜びを伝えてくださいました。 最初の出迎えから、研修中、最後の見送りまで、終始、満面の笑顔で、最高の気配りで対応していただき、本当に充実した研修となりました。 1時間の短い中で、全員が満足した研修ができるように、分刻みで調整してくださった担当の石川様はじめ、社員の皆さま、本当にありがとうござました。